医)新宿レディースクリニック会
流産手術の特長
吸引法(MVA)の手術
(妊娠10週まで)
25年前から無痛手術
年間4,300件の手術実績
全手術、麻酔科専門医と
執刀医の医師2名体制
点滴の針の痛みも
最小限にした全身麻酔
完全個室で
プライバシー配慮
当院の流産手術こだわり
安心・安全に行うための10のポイント
Point ❶ 開業25年・年間4,000件の手術実績

手術は新宿本院で行います。
身近な病気から合併症まで、さまざまなリスクに対応できるクリニックです。
Point ❷ 無痛麻酔 ―25年前に日本で初めて導入―

当院の麻酔は、独自に開発し、1999年に学会発表や麻酔論文誌に掲載された「麻酔技術」です。
手術前から手術後までの痛みをやわらげることができます。
Point ❸ 吸引法(MVA)・「前処置なし」

当院では吸引法「MVA(手動真空吸引法)」で手術を行います。また「前処置なし」で手術前の痛みをなくし、患者様の負担を軽減します。
Point ❹ 手術執刀医と麻酔科医の医師2名体制

全ての患者さまに経験20年以上の「母体保護法指定医師」と「麻酔科専門医・指導医」2名の医師がつき、全身管理を行います。いかなる病気・合併症・リスクにも対応できる専門医集団の手術チームを確立しています。
Point ❺ 持病・既往歴・帝王切開歴の患者様にも対応

喘息・肥満・アレルギー・花粉症などさまざまなリスクをお持ちの患者様の手術も積極的に承ります。不妊症専門医や手術を行っていない産婦人科クリニックからの紹介も多く承っています。
Point ❻ 土日祝も手術・診察/最短で診察の翌日に手術可能

土日祝も手術・診察を行っているので、忙しいかたでも比較的ご希望の日程で承り出来ます。
手術自体は10分ほどで終了し4~5時間で帰宅できるので、スケジュールの調整がしやすくご都合に合わせやすいです。
Point ❼ 手術前後の診察は自宅近くの分院でも受診可能

当院では、新宿院、池袋院、さいたま院、上野院、全院の症例を取りまとめ、医師が閲覧できる環境をつくっています。どの院に受診して頂いても続きの内容で受診することができます。
Point ❽ 完全個室の回復室・プライバシーに配慮

全ての患者様に個室を用意しており、身体が回復するまでゆっくり安心してお休みいただけます。
プライバシーに配慮し、患者様を個人名でお呼びすることはありません。
Point ❾ 安全性を重視した広く清潔な手術室を完備

徹底した滅菌により清潔な手術室を完備しており、患者様の感染症対策に万全を期しております。 万が一の災害時でも通常と変わらない医療を提供できる体制で、免震構造のビルで、電源装置や全ての機材も予備を整えています。
Point ❿ 衛生面を重視し、ディスポの手術着を使用

機材の滅菌を徹底し、ディスポ(使い捨て)を使用するなど衛生管理を徹底しています。
無痛麻酔について
❶ 麻酔科専門医立ち合い

手術担当医師が麻酔医師を兼任している場合、手術中のリスクは大変高くなります。 当院での手術は、全ての患者さまに「麻酔科専門医師」と「母体保護法指定医師」の2名で患者さまの全身管理を行っております。
麻酔科の専門医が当院の特長である「痛みをやわらげる麻酔手術」を行います。 さまざまな治療にも応用できますので、お気軽にご相談ください。 また、当院では麻酔科専門医と協力のもと手術管理を安全に行うよう努力しています。

❷ 痛みをやわらげる4つの理由
当院の麻酔は、独自に開発し、1999年に学会発表や麻酔論文誌に掲載された「麻酔技術」です。手術前から手術後までの痛みをやわらげる、流産手術を実施しています。

❶ 手術時の点滴を刺す針の痛みもとります
手術室に入りますと、麻酔薬を注入するための点滴を腕から取ります。事前に麻酔用シールを貼り、その際の針を刺す痛みもとることをめざしています。
❷ 前処置は行わず、手術前の痛みをなくし患者様の負担を軽減

前処置とは手術前日などに手術を行いやすくするために子宮の入り口に特殊な医療材料(ラパン、ラミナリアなど)を挿入し翌日の手術まで留置することです。ところが、前処置を行うと痛みが伴うこと、前日に病院に一度行かねばならないことなど、患者さまの負担は大きくなります。また、痛みへの不安や時間拘束だけでなく前処置には子宮を傷つけてしまうトラブルも発生する危険性があります。 当院では、前処置を行わなくても、麻酔がかかった状態で少しづつ子宮の入り口を広げて手術を行うことで、痛みをおさえ、手術が可能です。そのため、患者さまは「前処置」による恐怖感や痛みから解放されます。
❸ 当院独自の「静脈麻酔」で眠ったまま手術を行います
当院独自の「静脈麻酔」+適宜ガス麻酔併用法では、普段からアルコール多量摂取のために麻酔にかかりにくい、過去の麻酔が不十分だった。というかたでも、大きな手術で使用するガスを少時間、適切量をすぐに使用できる麻酔を併用することで、麻酔がかからずに痛い思いをするということはありません。これは麻酔の専門医が常に側にいて、麻酔の効果を調整しながら行う事で可能としています。 また、今は麻酔を1分以内に覚ますことのできる特殊な薬も使用します。それ故にきちんと目は覚め、麻酔が覚めないということはありません。
❹ 手術後の痛みも最小限に抑えます
手術中に術後に痛みを少なく感じるような麻酔薬を使用するだけでなく、手術後用鎮痛剤の投与も手術中に行います。 また、手術後も十分な量の鎮痛剤をお渡ししますので、痛みに弱いかたも安心してください。
❸ 25年前に無痛麻酔を日本で初めて導入
当院の麻酔は、独自に開発し、1999年に学会発表や麻酔論文誌に掲載された「麻酔技術」です。手術前から手術後までの痛みをやわらげる、流産手術を実施しています。
❹ 麻酔科認定医・指導医・専門医について
当院には8名の麻酔科専門医師が在籍しております。麻酔科は経験年数、試験により、認定医・専門医・指導医と3つに分かれていますが、当院の麻酔医師は全員いずれかの資格専門医です。指導医レベルの麻酔科医を配属することで、病気・合併症・リスクにも対応できる専門医集団の手術チームスタッフを確立しています。
麻酔標榜医
医師免許を受けた後、2年以上研修し、麻酔の症例をある一定以上実施したことがあると取得できる。一度、許可が降りれば更新の必要がなく、外科医の先生が緊急用に取得することが多い。
認定医
麻酔科標榜医の許可を持っていてかつ、大学病院など麻酔指導認定施設での研修と麻酔科学会にて一定の講習の必要単位を取得した者。
認定医以上が麻酔の専門医であることが多い。
専門医
麻酔科認定医として2年以上麻酔関連業務を行い、且つ、認定病院で1年以上麻酔管理業務に専従し、且つ、定期的に麻酔科学会が主催する学会で講習の必要単位を取得し、単位のみでなく、試験では口頭・筆記・実技の全てを合格しないと認められない。
指導医
麻酔科専門医として5年以上継続して麻酔関連業務を行い、定期的に麻酔科学会が主催する学会で講習への参加のみでなく、指導した実績も単位として取得していなければならない。

❺ 持病・肥満・アレルギー・帝王切開歴がある方も対応可能
肥満・喘息・あがり症(緊張症)の患者さま、花粉症・鼻炎・アレルギー体質の患者さまに対して麻酔を行う場合、呼吸困難などの手術中リスクが高くなります。手術担当医師とは別に、常に麻酔科専門医師が絶えず患者さまの呼吸状態を確認することで、呼吸管理をします。
当院での手術は、全ての患者さまに「麻酔科専門医師」と「母体保護法指定医師」の2名で患者さまの全身管理を行っております。肥満・喘息・あがり症(緊張症)・花粉症・鼻炎・アレルギー体質など、どのような体質・合併症をお持ちの場合でも安心して手術が受けられます。
流産手術について
流産とは
妊娠したにもかかわらず妊娠22週未満に赤ちゃんがお母さんの体から外に出され、妊娠が継続できないことを流産といいます。妊娠12週までを早期流産、12~22週未満を後期流産といいます。
自然に起きるものを自然流産といい、母体保護法のもとで行われるいわゆる人工妊娠中絶を人工流産といいます。
流産の原因
流産は決して稀なことではなく、妊娠の約15%に起こります。その原因のほとんどは、赤ちゃんの染色体異常が偶然起こることによるもので、ご夫婦に原因がないことの方が多いです。他の原因としては抗リン脂質抗体、自己免疫疾患、子宮の奇形、頸管無力症、子宮内の感染、ホルモンの異常や夫婦の染色体異常などがあります。
妊娠はするものの、その後に流産や死産を繰り返して子供を持てないことを不育症といいます。不育症は妊娠を経験した女性の約4%にみられますので、流産を繰り返すことがあれば、専門医にご相談ください。
流産の治療方法
妊娠初期の流産の治療方法には、自然に流産が進み排出されるのを待つ待機的管理法と、手術による方法があります。海外ではお薬(子宮頸管をやわらかくして陣痛を促す薬剤)を使用した治療が行われていますが、日本では未承認です(2022年10月現在)。
手術法には子宮内容除去術であるD&C(掻爬法)と吸引法があります。
吸引法にはEVA(電動式)とMVA(手動式)があります。
流産手術で重要なことは、その後の月経や妊娠にとって大切な子宮内膜を傷つけないようにやさしく行うことです。日本ではD&Cが一般的でしたが、最近では国際的な動向を踏まえて、国内でも吸引法が推奨されるようになってきました。
治療の方法と特徴
待機的管理法
定期的な診察を受けながら自然に経過をみる方法
- 入院することなく自然に流産が収束し、月経周期を回復することが期待できる
- 大量の出血や月経以上の下腹部痛を長期間伴うことがある
- 時期や場所を予想することができない
- 結果的に手術が必要となる場合がある
D&C(掻爬法)
子宮の頸管を拡張した後、胎盤鉗子とキュレット(金属製のスプーンのような器具)で内容物を掻き出す方法

- 熟練した技術者が多く、対応できる施設も多い
- 子宮筋腫や子宮奇形などがある場合には、施術が困難な場合がある
- 帝王切開の既往がある場合には、子宮を傷つける危険性がある
- 頻回に実施されることで子宮内膜を傷つける可能性がある
MVA(手動真空吸引法)
プラスチック製のカニューレ(吸引管)と手動式の真空吸引器を使用して子宮の内容物を吸い出す方法

- 子宮内膜を傷つけるリスクが軽減でき、帝王切開既往例も対応可能である
- ラテックスフリーだが、素材であるポリエチレンやポリプロピレンにアレルギーがある場合は注意が必要である
- 金属アレルギーでも対応可能である
手術方法
MVA手術について当院の例をご紹介しています
「手動真空吸引法」を用いたMVA手術
MVAでは、プラスチック製のアスピレータと呼ばれる吸引器と柔軟なカニューレで組織(子宮内容物)を吸引します。WHO(世界保健機関)が安全性や合併症の観点から推奨している吸引法のひとつです。
❶麻酔を使用し、充分に麻酔の効果が得られた後に、ダイレータ(拡張器)を小さいものから段階的に挿入して頸管を拡張します※。
※子宮口が大きく開いていれば、拡張は必ずしも必要ではありません。
❷妊娠週数に応じたサイズの吸引カニューレを、真空状態にしたアスピレータに接続し、子宮腔内にやさしく挿入します。お腹からエコーをあてながら慎重に行います。
❸アスピレータのロックを解除すると吸引が開始されます。アスピレータを回転させたり、軽く前後させたりすることで完全に子宮内容物を吸引します。必要に応じて吸引操作を追加して、エコーで子宮腔内に取り残しが無いことを確認し、手術を終了します。
手術は、短時間(数分以内)で終了します。
MVA手術の手順
MVA手術で用いる器具
※妊娠12週未満の手術に対応

❶ 子宮頸管の開き具合にあったサイズの
ダイレータから始めて拡張

❷ カニューレを子宮腔内にやさしく挿入

❸ シリンジ部分を回転させたり、
軽く前後させたりして子宮内容物を吸引最後にエコーで確認して終了


注意事項
手術前
定期的に服用している薬がある場合は、事前に医師にご相談ください。
手術当日(新宿院で実施)
手術当日は、新宿院にお越しいただきます。
食事・水分の制限があります。飲食をされますと麻酔がかけられずに手術が延期となりますので、ご注意ください。
食事:手術時間の 12 時間前まで/水分:手術時間の 4 時間前まで
爪のアート(マニキュア・ジェルネイル・スカルプチュアなど)を落とし、爪を短く切ってきてください。
アクセサリー類(ピアス・ネックレス・指輪・時計)も手術前にはずしていただきます。
ノーメイクでご来院ください。手術後はお化粧ができます。
ペンレス(麻酔シール)は来院時間の1時間前にお貼りください。
術衣に着替えますので服装の制限はございませんが、歩きやすい靴でお越しください。
手術当日の来院・帰宅の際は、自分で運転することはお控えください。
手術当日は、1日中、予定を空けてお越しいただくことをお勧めします。
体質的な個人差はありますが、来院されてからお帰りになるまでは、4~5時間ほどかかります。
守秘義務遂行のため、お迎えを依頼したり、クリニックへお問い合わせをされる可能性のあるかたがいらっしゃる場合には、事前にそのかたのお名前をお知らせください。尚、男性のかたはクリニック内へ入れません。
32階の共有廊下でもお待ちいただけませんのでご了承ください。
手術後
手術後1~4週間は、不正出血がみられることがあります。
手術当日から次回診察までシャワーのみ、手術後の診察時に問題がなければ入浴できます。
次の生理は、手術後1ヶ月半~2ヶ月後にきますが、それまでも妊娠する可能性があります。
仕事や外出など日常生活は無理のない程度に、今まで同様に生活していただけます。ただし、次回の診察が終わるまでは、注意事項に従ってください。
性行為(SEX)は、手術後2週間が経過し、出血がなくなってからを目安としてください。
手術後5~14日後に、必ず診察をお受けください。(炎症・出血など、異常の有無を確認させていただきます)
手術後、2回程度の診察で終了となります。(個人差がございます。)
出血や下腹部痛がひどい時には、再度来院していただく場合もあります。
まずは電話にてご連絡ください。手術後専用ダイヤル【☎ 090-7805-1971】
手術の一般的な流れ

流産手術Q&A よくある質問
Q.一般的なクリニックとの違いはどこですか。
A.一般的なクリニックでは手術をしている医師が一人で麻酔も同時にかける場合が多いですが、当院は、全ての患者さまに「麻酔科専門医師」と「母体保護法指定医師」2名の医師がつき、患者さまの全身管理を行っております。そのため、肥満・喘息・あがり症(緊張症)・花粉症・鼻炎・アレルギー体質など、どのような体質・合併症をお持ちのかたでも安心して手術が受けられます。麻酔科専門医師が必ず立ち会うことで、痛みを取るのはもちろんのこと、体調の変化にもいち早く気づき適切に対処します。
Q.手術はどのくらいで終わりますか。
A.体質的な個人差はありますが、来院されてから4~5時間ほどでお帰りいただけます。
Q.土日祝も手術は可能ですか。
A.土日祝も手術を行っています。忙しいかたでも比較的ご希望の日程で承り出来ます。
Q.当日に手術を受けることはできますか。
A.当日の手術の承りはできかねます。必ず後日別日でのご案内となり、手術は新宿院で行います。最短翌日以降で承り可能です。まずは、診察を受けていただき、ご相談ください。
Q.手術を受けた後、仕事はいつからしていいですか。
A.翌日より日常生活に制限はございませんが、ご自身の体調に合わせて無理のない範囲で行ってください。身体を使うハードな仕事や運動、入浴は、手術後5~7日目の検診で問題がないようでしたら可能となります。詳しくは手術の予約手続き時にご確認ください。
Q.費用はどのくらいかかりますか。クレジットカードは使用できますか。
A.流産手術は保険適用となりますので、2万円(3割負担)ほどです。保険証を使用されない場合は6万円ほどご用意ください。クレジットカードはご利用いただけます。
診察時間 / 9:30~19:00
JRほか各線「新宿駅」より徒歩数分圏内

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