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以下の3つの状態がそろった時、初めて『麻酔がかかっている状態』と言います。

麻酔には大きく分けて4つの麻酔があります。
①局所麻酔 ②静脈麻酔 ③ブロック麻酔(腰椎麻酔・硬膜外麻酔) ④全身麻酔
また、一般的に麻酔は以下のように分類されます。
| 麻酔の分類 | 無痛 | 眠る | 筋弛緩状態 |
|---|---|---|---|
| 局所麻酔 | |||
| 静脈麻酔 | |||
| ブロック麻酔 (腰椎麻酔・硬膜外麻酔) |
|||
| 全身麻酔 |
各麻酔は以下のような特徴があります。
| 局所麻酔 | 外科や歯科などでよく使用する、針を刺して行う麻酔です。薬には限られた作用時間や中毒作用もあるため、広範囲、長時間の手術には不適切で、主として2時間以内の手術に使用する麻酔方法です。 |
|---|---|
| 静脈麻酔 | 眠ることを主としています。この作用のため、全身麻酔と混同されることがあります。通常は鎮痛剤も併用し、鎮痛+眠るという状態をつくります。この麻酔は短時間の手術や痛みの軽い手術には適していますが、長時間手術には向きません。また、手術内容が非常に痛みを伴いますと、患者さまが手術中に目が覚めたり、痛みを訴える、動くために手術操作がしづらい、などの弊害が生じます。 その他、手術時間が長時間になったりすると、麻酔薬が多量となり、呼吸困難や手術後に目が覚めにくいなどが生じ帰宅できない、などのトラブルもありうるため、使いづらい麻酔方法でもありますが、専門的に行うと応用範囲も多く、有効な麻酔方法です。 |
| ブロック麻酔 (腰椎麻酔・硬膜外麻酔) |
身体の中心にある脊髄という神経の束へ、直接あるいは間接的に麻酔を行い、神経の根元でブロックします。比較的広い範囲の痛みを取り除くことを少量の薬で行う麻酔方法です。帝王切開、虫垂炎、下半身の手術などによく使用されます。これは麻酔科専門医が行わないと麻酔後頭痛、低血圧など大きなトラブルを生じかねない麻酔方法です。 |
| 全身麻酔 | 長時間、広範囲の手術に使用されます。筋弛緩状態にするために、筋弛緩剤を使用することが最大の特徴です。また、鎮痛麻酔作用としての薬剤は、ガス麻酔剤を使用することが多いです。全身麻酔は熟練した麻酔科専門医が行えば、安心かつ安全な麻酔とも言えます。 |